オルソケラトロジーとは、特殊なハードコンタクトレンズを、夜間寝るときに装着することで、昼間は裸眼で生活できるようになる治療方法です。レーシックとなどの手術ではないので、角膜を切開したりする必要がありません。オルケソラトロジーでは、特殊なハードコンタクトレンズをつけることで、焦点が合っていない近視の状態を、角膜の形状を変えて焦点を網膜に合っている状態に矯正します。しかし、角膜は元の形状に戻ろうとする性質があるので、昼間を裸眼で過ごす代わりに、夜間はコンタクトレンズを装用して寝る必要があります。
レーシック手術は、近視が進行している間や未成年は受けることができませんが、オルケソラトロジーは若い年齢ほど効果があると考えられており、小学生から治療が可能です。また、近視の進行の予防にも有効で、仮性近視や近視が進行中の子どもには特に有効と言われています。オルケソラトロジーのリスクはハードコンタクトレンズと同じですが、就寝中に着けるレンズなので、異物感が少なくなり、花粉症などのために日中のコンタクトレンズ使用ができない人には有効です。
また、日中は裸眼で生活ができるので、水泳やダイビング、激しいスポーツなど、コンタクトレンズやメガネを付けたままでは、不向きだったスポーツも可能になります。オルケソラトロジーの効果には個人差がありますが、視力が安定してくると、毎晩コンタクトレンズを着けなくても、2~3日に1度の装用で視力が維持できる場合もあります。
眼精疲労とは、眼のかすみや頭痛などの疲れ眼の状態が、休憩や睡眠を取っても回復しないで続く、または、回復してもまたすぐに症状が現れる場合を言います。眼精疲労の症状は、眼の疲れや充血、かすみ、痛み、視力の低下などの眼の症状の他に、肩こり、頭痛、胃痛、食欲不振などが起こることもあり、さらに、進行すると、イライラしたり、寝付けないなど、肉体面や精神面に悪影響が及ぶこともあります。
眼精疲労になると、眼の奥が痛い、眼を開けているのが辛い、瞼が痙攣するなどの諸症状が出始め、ひどくなると、頭痛や肩こり、さらに進行すると、イライラや不眠、全身倦怠感から軽度のうつの症状になることもあります。眼精疲労の原因としては、まず、コンタクトレンズやメガネの度数が合っていなかったり、近視や遠視、乱視の状態の場合、無理にピントを合わせようとし、眼に負担がかかります。
また、パソコンやテレビを長時間見続けたり、暗いところでテレビを見たり、電車やバスなどの振動がある場所で読書をしたり、コンタクトレンズを長時間着けている場合も、眼に負担がかかっています。その他にも、過労や睡眠不足、ストレスなどの精神的な要因が原因で眼精疲労を引き起こしている場合もあります。眼精疲労を完全に治す治療方法はありません。しかし、定期的に眼を休めるように心がけたり、部屋を乾燥させないようにしたり、眼の疲労を取るようなマッサージをしたり、人工涙液の点眼をすることで症状の軽減はできます。
