ウェーブフロントレーシックは、ひとりひとり異なる高次収差を専用の機器で解析し、エキシマレーザーを照射して屈折矯正するオーダーメイド的なレーシック手術です。収差とは、光の波長や光線がレンズを通過する角度や位置で光の束の焦点が微妙にずれる現象のことを言い、人間の眼には、その人特有の歪みなどがあります。ウェーブフロントレーシックは、眼球の凹凸情報や不正乱視の細かな解析情報をデータ化することで、見え方の質の向上が期待できます。
ウェーブフロントレーシックは、まず、ウェーブフロントアナライザーという機器で高次収差などの視覚情報を解析します。その解析結果をもとに、手術時のレーザー照射のパターンを決定します。プレビューレンズという専用レンズの作成ができ、術前に術後視力を体験・シュミレーションし、見え方を細かく確認した後、手術を行います。
ウェーブフロントレーシックは、オーダーメイド的な手術なので、費用や時間はレーシックよりかかってしまうのが欠点です。また、フラップや加齢の影響で、予測通りの効果が出ない可能性があったり、検査の1ヶ月くらい前からコンタクトレンズの使用ができないようです。レーシックやイントラレーシック、ラセック、エピレーシックなどの他のレーシック手術と組み合わせることにより、さらに効果が増大する可能性があります。ウェーブフロントレーシックを受けたい場合は、専用の検査があるので、術前に受ける必要があります。
眼精疲労とは、眼のかすみや頭痛などの疲れ眼の状態が、休憩や睡眠を取っても回復しないで続く、または、回復してもまたすぐに症状が現れる場合を言います。眼精疲労の症状は、眼の疲れや充血、かすみ、痛み、視力の低下などの眼の症状の他に、肩こり、頭痛、胃痛、食欲不振などが起こることもあり、さらに、進行すると、イライラしたり、寝付けないなど、肉体面や精神面に悪影響が及ぶこともあります。
眼精疲労になると、眼の奥が痛い、眼を開けているのが辛い、瞼が痙攣するなどの諸症状が出始め、ひどくなると、頭痛や肩こり、さらに進行すると、イライラや不眠、全身倦怠感から軽度のうつの症状になることもあります。眼精疲労の原因としては、まず、コンタクトレンズやメガネの度数が合っていなかったり、近視や遠視、乱視の状態の場合、無理にピントを合わせようとし、眼に負担がかかります。
また、パソコンやテレビを長時間見続けたり、暗いところでテレビを見たり、電車やバスなどの振動がある場所で読書をしたり、コンタクトレンズを長時間着けている場合も、眼に負担がかかっています。その他にも、過労や睡眠不足、ストレスなどの精神的な要因が原因で眼精疲労を引き起こしている場合もあります。眼精疲労を完全に治す治療方法はありません。しかし、定期的に眼を休めるように心がけたり、部屋を乾燥させないようにしたり、眼の疲労を取るようなマッサージをしたり、人工涙液の点眼をすることで症状の軽減はできます。
